海外保険を万全かつ安くすます!

まず、保険を見比べるときに大切な項目は何か?
ズバリ、「治療・救援費用」の支払額でしょう。 「傷害死亡」がいくら高くてもいざというときを考えると使えません。


なぜなら、一番恐いのが
「海外で高い治療費を払って帰国してから借金まみれ。」
というところじゃないでしょうか。


ぶっちゃけ、不幸な事故で死んでしまってからいくら家族に残すかはどうでもいい人も多いんじゃないでしょうか?
子供がいるとかならちゃんと死亡補償は大事ですが…。


たまに「補償額最高1000万円まで」みたいなことが書いてあって、実は死亡時の補償額だったりします。
気をつけましょう。


で、保険に入った方が良いかですが、そりゃあ「入った方が良い」です。
ちなみに、盲腸でも200万円くらい飛んだりすることもあるらしいです。
骨折とかでも場合によっては500万円くらいになることもあるらしいです。


あと、保険が無いと治療をなかなか受けさせてくれなかったりします。
病院としてもそんな大きな金額払ってもらえる保証がないから、後回しにしちゃうわけです。
で、私がトロントにいた頃に聞いた話ですが、現地留学エージェントで働いてた日本人女性が盲腸になり、
病院でについてから48時間くらい待たされ、そのまま死亡したという話。
私がいた2007年頃ですから、つい最近の話です。恐いですね。


なので、とりあえず、なんかしらの保険には入っておいてすぐ治療が受けられた方がいいです。

では、安くて確実な保険を選ぶにはどうしたらいいのか? その辺をまとめてみました!

クレジットカードにも保険がついてる?

クレジットカードの種類によっては海外治療費補償が付いているものがあります。
最大で200万円くらいで3か月間だけですが、とりあえずカードの年会費だけでその保障ですから、
3か月はそれでいいのかも知れませんよ。また、2種類のカードを作れば200万+200万=400万円の補償に
なりますし、お安いし、お得。かなりカードの保険についてかなりカードの比較表など
詳しく解説しているサイトがあったので、ぜひ参考にしてみて下さい。

海外旅行保険節約研究所

⇒ http://w269.o.fiw-web.net/creditcard.htm

国内で入るVS海外で入る

国内の保険の場合、出発までに入っていなければならないものがほとんどです。
だから、クレジットカードの保険がなくなる頃から入るってのが出来ないんです。あと、値段も高め。
ただし、補償内容が厚いものも多いですし、何せ日本人ですから、なんだか安心です。
ちょいちょい盗まれたって話も聞くので、携行品損害とかあると嬉しいですよね。


海外の保険は現地でいつでも入れるのが嬉しいところ。日本語サポートのある保険会社もあります。
で、値段もお安め。ただ、「治療補償額」を増やすと日本の保険とそんな大差なくなったりします。

とはいえ、今(2009年)はカナダドルが安いですから、それでもお得でしょう。
現地留学エージェントや通っている語学学校で入れます。またはインターネット。

こことかは日本語サイトもありますし、以前問い合わせたとき日本語通訳もあると言ってました。
Johnson Fu Insurance Agency
⇒ http://www.jfuinsurance.com/?lang_id=5

学生だったら学生用の保険がお得!

ワーホリの場合いつまで学校に通うかはまちまちだと思いますが、
学生の間は学生用の保険の方がお得です。
ただし、通学していないと保険の適用が出来なくなるので、学校を辞めた際はビジター用の保険に
切り替えることをお忘れなく。

日本の健康保険も使える!

実は日本の健康保険も使えたりします。もし、扶養とかで入ってるなら、
海外に行くからといってわざわざ外さない方がいいです。

健康保険を使う注意ポイント

  • 後払い。帰国後の後払いになります。つまり、現地ではお金に困ります。
  • 全額支払いじゃない。日本で治療するときのように一部負担。
  • 1年以内の滞在者が対象。滞在延長したりした場合ダメです。
  • 必要な書類をもらうときに医者に英語で説明する必要があります。

Allabout に詳しい記事がありましたので、ぜひ参考にしてみてください。
⇒ http://allabout.co.jp/study/homestay/closeup/CU20030706/

要するに、ホントに現地で盲腸とかになった場合にすぐ役立つものではありません。
後でお得。といったところです。普通の海外保険に入っていても、こっちの申請をお忘れなく~。

格安パターン

以上を踏まえると、安くかつ確実に保険を利用する方法としては下記みたいな感じになります。

出発時
海外治療補償のついてるクレジットカードを持つ

3ヶ月後(クレジット補償期限切れ)
現地で保険にはいる。学生の場合は学生用。

帰国
健康保険の給付申請を行う(実際治療費がかかった場合)