航空券選びにも落とし穴が!

ネットで検索すると格安の航空券のページが大量に出てきます。
是非、比較してどこが安いのか見極めましょう。
時期や空港会社や経路によって大きく値段が変わってくるので、
エージェントに頼むより自分で探した方が安いのが見つかると思いますよー。

ここで、あとで「しまった」と思わない為に、迷うポイントを数点上げてQ&A方式で検証したいと思います。


片道チケットがいいのか? 往復チケットがいいのか?

私としては片道を絶対お勧め。


片道がお勧めな理由。
1.1年間いるうちに、拠点を移したくなることがある。
長く住んでいるとその場所に飽きてくることもあります。で、拠点を移したくなるわけですが、
帰りのチケットがあると、拠点を移しても最後には戻ってきて帰らなければなりません。
近場ならいいですが、トロント→バンクーバーに移って、帰りにもう一回トロントに帰ってから 日本では大変。
金額も結構掛ってしまいますし。

2.帰りはどこかに立ち寄りたくなる
1年を終えて帰る際、どこか他の国に立ち寄りたくなったりします。
1年だったところを1年1週間になって帰国したって大した差はありません。
帰国後の就職などを考えると帰国ついでに旅行したくなるわけです。
でもやっぱり帰国のチケットがあると、一度復路の空港戻ってこなければなりません。
帰国チケットが足かせになって、旅行したかったけど直帰にしたという方も結構います。

3.1年ではすまなくなるかも
1年は長そうで短いもの。「まだまだ、何もしてなーい!」と滞在を延長したくなることも多々あります。
例え1年間有効チケットでも足りません。滞在しているうちに、新しい夢を見つけるかもしれません。
英語が思ったほど上手くならなくてもっと勉強したいと思うかもしれません。予想外の予想が必要です。
私もそうでしたが、ビザをビジターに切り替えて、滞在を半年延長しました。
私の場合は片道で来てたので問題なかったですが、友達の中にはチケットを捨てるしかなかった子もいました。

とはいえ、往復の方がいいこともあります。

往復がお勧めな理由。
1.片道チケットだと入国し難い?
2010年度のビザ申請のページに下記の文言がありました。
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航空券

カナダでの滞在が一時的なものであることの説明として、往復の航空券をお持ちになることをお勧めします。
もし片道の航空券で行かれる場合は、カナダ出国に必要な旅費を持っていることを証明する必要があります。
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要するに、往復じゃないときはお金をちゃんと持ってますという証明が必要とのこと。

とはいえ、必要書類にそういう証明書は含まれて無いから、入管の時に残高証明とかをみせるのかな?
詳しいことは分からないですが、100万円分くらいのカナダドル建ての残高証明は用意しておいた方が
いいかも知れません。

ちゃんとしたことは確認した方が良いですが、要するに、ちょっと面倒が増えるのかも。

ちなみに、私の時は、ビザ申請時に往復チケットのコピーを同封しなければいけなかった為か、
片道チケットでも何も言われずすんなり入国できました。
(ちなみに、コピーした往復チケットはその日程で旅立て無くなったため、100%返金の期間内でキャンセルし、
  別途片道チケットを購入した為、こういう往復コピーを同封しつつ片道で行くという事態が起きました。)



2.実は往復の方が安いことも。
燃料費などが安い今、最安値はやっぱり往復チケットかもしれません。
とはいえ1年有効チケットとかはやっぱりちょっとお高めだったりします。
往復チケットと片道チケットを比べて往復の方が安ければ、往復で購入して復路は捨ててしまうのも手です。
ちなみに、「復路は誰かに売ればいいじゃーん。」と思うかもしれませんが、航空券は記入者以外(パスポート登録者以外)
は使用できないらしいです。ご注意下さいませ。


掲載されている航空券の価格はウソ?

ウソではありませんが、燃料費(サーチャージ)など諸経費が含まれていないことがあります。
2008年現在は燃料費も安い為そんなに差はでないですが、今後変わってくる可能性もありますので、注意しましょう。
ちなみに私が渡った2006年頃は燃料費が高かったため、航空券4万円+燃料費3万円なんてこともザラでした。
要するにWebで調べてみると「激安航空券4万円!」とか書いてあるけど、
実は支払金額は7万円になっちゃうという感じ。

航空券の金額じゃなく、支払金額はいくらなのか確認しながら比較するようにしましょう。


直行便よりアメリカ経由の方が安い?

実はそうとも限りません。エアカナダの直行便の方が安かったりすることもあります。
価格を比較するサイトと値段が違うこともあるので(エアカナダWeb専用キャンペーンとか?)、
是非、エアカナダのページで価格を確認するようにしましょう。
エアカナダ
⇒ http://www.aircanada.jp/

ちなみに、ただの乗継だとしても、片道チケットだとアメリカの入国審査で止められることがあります。
カナダよりアメリカの方が厳しいですからご注意ください。